11月19日(土)読書会

本日の午前中は「読書会」でした。

きょうは新しいテキストの第2回目。「イザベラ・バードの旅~『日本奥地紀行』を読む」のP43~P75までを読みました。

イザベラ・バードは1878(明治11)年、47歳で来日し、当時外国人にほとんど知られていなかった北日本を旅して、住居、服装、風俗、自然を細かく記録。のちに「日本奥地紀行」を著した イギリス人女性の旅行家です。

本著は民俗学者である宮本常一が「日本奥地紀行」の講読の講義録をもとに編まれたものです。

きょう読んだ中で、ひじょうに興味深かったのは…
“私たちが路傍の茶屋で休んでいる間に、車夫たちは足を洗い、口をゆすぎ、御飯、漬物、塩魚、そして「ぞっとするほどいやなもののスープ」の食事をとった。” という一文です。

「ぞっとするほどいやなもののスープ」 とは味噌汁のこと。外人は漬物もいやがりますが、これはやはり匂いの問題だと思いますと、宮本常一は述べています。

海外では日本食レストランも増えているようですが… 現代の外国人は、味噌汁の味をどのように思っているのでしょうか。とても気になりました。

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次の読書会は12月16日(金)10:10~11:40
宮本常一著「イザベラ・バードの旅~『日本奥地紀行』を読む」
P77~P112をみんなで読みます。
新メンバー募集中! テキスト途中からの参加でも大丈夫です。
ご希望の方は(042)505-5702までお電話ください。
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●お店はただ今、常設です。Open 12:00~18:00

19. 11月 2022 by もえぎ店主
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