歩いて 集めて 見て 聞いて~消えゆく暮らしを記録せよ @くにたち郷土文化館-あすまで

くにたち郷土文化館で開催中の「歩いて 集めて 見て 聞いて ~消えゆく暮らしを記録せよ」も、いよいよあす11月23日(水・祝)が最終日。ご興味がある方、どうぞお見逃しなく。

本展では、昭和50年代から60年代に、民具の収集や古老からの聞き取りを行った「くにたちの暮らしを記録する会(元民具調査団)」の活動を中心に、 郷土の忘れられていく昔の暮らしや歴史に目を向けた人々の活動を紹介しています。


民具調査団によって収集された民具の数かず。

こちらは「くるり棒」。麦の脱粒やノゲ取り、アワ・ヒエ・豆の脱穀・脱粒のための道具です。

こちらはうなぎを捕るのに使った道具。かつてはこのあたりでも、うなぎや小さなどじょうが捕れたそう。昔は焼いたりしないで、切って煮て食べたのだとか。

民具調査団の当時のリアルな活動の様子はビデオで観ることができます。画像は民具調査団の佐伯安子さん。私のお茶の先生です。

会場では展示物が、安子先生の思い出が語られたPOPとともに紹介されています。


安子先生所蔵のノート。記録することの大切さを教えてくれます。

日々のなかで、忘れられていく昔の暮らし。
郷土に生きた人々の息づかいが伝わってくるような貴重な展覧会です。

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歩いて 集めて 見て 聞いて~消えゆく暮らしを記録せよ
■開催中 11月23日(水・祝)まで
■9:00~17:00(入館は16:30まで)
■会場/ くにたち郷土文化館 特別展示室
詳しくはこちらをどうぞ。
kuzaidan.or.jp/province/kikaku/autumn-exhibition202209-1/
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21. 11月 2022 by もえぎ店主
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