平松壯さんの工房を訪ねて2020-②

撮影用の粘土で茶碗を作って以来、その面白さに目覚めたという平松さんですが、本格的に陶芸に取り組んだのは50歳を過ぎてから。陶芸家としては遅いスタートでした。

写真家としての審美眼はもちろんのこと、若い頃からの古陶磁の蒐集を通じて、やきものに対する深い造詣をもつ平松さんが目指すのは奇をてらわない、素直なうつわ。いにしえのおおからで素朴な土師器に惹かれるそうです。

陶芸家として10数年の年月を経て、今年67歳を迎えられる平松さん。土そのものの味わいを生かしたシンプルなうつわは、見ているだけでも美しく、料理を盛って、美酒を注いでますます楽しく、 うつわ好きはもちろん、ここ数年はプロの料理人にもファンを増やし続けています。


今回の個展では粉引き、長石釉、刷毛目などの鉢、片口、ぐい吞み、 茶器、花器、陶胎漆器の杯など、約150点をご紹介いたします。ひとつひとつを手に取って、どうぞご覧ください。

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平松壯陶展
■2月1日(土)~2月9日(日) 休2/3(月)
■12:00~19:00 最終日18:00
■平松さん在店日 土曜日・日曜日
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31. 1月 2020 by もえぎ店主
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