おうちごはんを楽しく 1月のおすすめ-かす汁

お気に入りのうつわに手料理をのせ、おうちごはんを楽しんでみませんか。ネットでレシピ検索!は手軽ですが… わが家で出番が多いのは、若い頃に通っていた土井勝料理教室のテキスト本。今ほど食材が豊富でなかった昭和の時代のテキスト本ですが、 どのメニューも簡単で栄養たっぷり。令和の今いただいても、思わず舌鼓を打つおいしさです。今月はその中から、寒い季節にぴったりの「かす汁」をご紹介します。

【材料】
塩ざけ、にんじん、大根、里いも、油揚げ、こんにゃく、ねぎ、酒かす、信州みそ、二番だし、七味唐辛子

【作り方】
① 塩ざけは塩ぬきして切り、大根・にんじんは短冊切り、里いもは輪切り、油揚げ・こんにゃくも短冊切りに、ねぎは斜め切りに。
② 二番だしにねぎ以外の材料を入れて火にかけ、沸騰したら火を弱めて、里いもが柔らかくなるまで煮る。
③ 酒かすは②の煮汁を加えてすり潰し、みそをまぜる。
④ ②に③を入れ弱火で煮た後に、ねぎを入れ、ひと煮立ちさせる。
⑤ 椀に注ぐ。七味唐辛子をふりかけてどうぞ。
※弱火でことこと煮込むとおいしく仕上がります。


【 うつわ 】「漆工房 大島」のコットン楽椀
軽くて、なめらかな口当たり。全体に” 糸目挽き “とよばれる 山中塗伝統の技法で、均一で細かな筋模様が施されているため、指がすべりにくく、傷が目立ちにくいお椀です。画像は私物で、わが家で10年以上使いつづけています。

直径13×高さ6.4㎝ /ミズメ 拭き漆仕上げ
●コットン楽椀は当店の常設でもご紹介しています。

※コットン楽椀とは…
着心地のよい木綿の衣服のように、ふだんの暮らしで漆器をもっと気軽に使ってほしいという願いを込めて名付けられました。














私が若い頃に通っていた土井勝料理教室のテキスト。あちこちにほころびのある年代ものです。この一冊に厳選された家庭料理のレシピがぎっしり。””混ぜるだけで出来る本格料理!”など、手軽さを謳ったレトルトのソースや〇〇の素などがあまりなかった時代のテキストなので、家にある基本的な調味料で、手軽においしい料理が作れるよう工夫されているのも嬉しい。「かす汁」はP182に掲載されています。

30. 1月 2020 by もえぎ店主
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