本日-読書会

テキスト『茶と美 』 の5回目。きょうはP138~178(「茶道を想う」「高麗茶碗と大和茶碗」)をみんなで読みました。

「茶道を想う」で柳氏は日本人の類いない美への教養は、多年茶道に訓練せられた賜物であると語っています。そして、悲しくも美への眼力が衰えた昨今、茶道の真面目を甦らすことこそ、吾々にあたえられた使命であるとも。

「高麗茶碗と大和茶碗」ではその代表である「井戸」と「楽」を対比。名もなき朝鮮の工人が日々用いるための雑器として作り、初代の茶人たちによって抹茶茶碗に創り変えられた「井戸」を褒め讃えています。いっぽう「楽」に関しては… ”「楽」で日本を誇ることはもう捨てていい。茶碗は「楽」に止まるがごときものであってはならぬ。それだけ未来に委ねられた仕事は大きい。”と手厳しく言い放ち、この章を締めくくっています。

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次の読書会は3月26日(木)10:10~11:40です。
「茶と美」p179~216をみんなで読みます。新メンバー募集中✨
テキスト途中からの参加も歓迎です!
ご希望の方は(042)505-5702までお電話ください。
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●ただ今、お店は常設です。

27. 2月 2020 by もえぎ店主
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