9月6日(水)常設 open12:00-18:00
本日より通常営業しております。
この夏休みは関西に帰って来ました。
実家の近くに、「天野酒」の蔵元があり、直営のダイニングが出来ていたので。かつての職場の先輩とランチを楽しみました。
店内は江戸末期建造の建物をリノベーションした趣のある店内。天野酒はご近所の酒蔵から運ばれてきます。
後日、姉夫婦が天野山金剛寺に連れて行ってくれました。女人高野として名高いお寺で、「天野酒」はもともとこのお寺に伝わった“僧坊酒”。天野酒を醸造した備前焼の大甕も展示されていました。
こちらの「金剛寺」は南北朝時代、 1354年からの5年間 、南朝の後村上天皇が政務をとったお寺。同じ時期、北朝の上皇たちも御座所とされていたため、奇しくも南北朝が同座されることになった所です。画像の「奥殿」は北朝の上皇たちの御座所。菊のご紋の襖、初めて見ました!
千利休のふるさと堺にも足をのばして、屋敷跡にも行って来ました。といっても堺の街は大坂の夏の陣で焦土と化し、ここが本当の利休の屋敷跡だったかどうかは分からないそうです。現在は裏千家の所有になっています。
利休の屋敷跡近くには創業元禄八年(1695年)というおそばやさん「ちく満」もあります。
“くるみ餅”で有名は「かん袋」もすぐ近く。創業元徳元年(1329年)鎌倉末期というから長い歴史を誇るお店です。暑かったので、「氷くるみ餅」を。あっと言う間に完食!でした。