10月15日(土)読書会
午前中に「読書会」がありました。
きょうは新しいテキストの第1回目。「イザベラ・バードの旅~『日本奥地紀行』を読む」のP9~P42までを読みました。
イザベラ・バードはイギリス人女性の旅行家です。1878(明治11)年、47歳で来日。当時外国人にほとんど知られていなかった北日本を旅し、住居、服装、風俗、自然を細かく記録し、のちに「日本奥地紀行」を著しました。
今回のテキスト「イザベラ・バードの旅~『日本奥地紀行』を読む」 は、民俗学者である宮本常一が当時所長を務めていた日本観光文化研究所で行ったイザベラ・バード 著「日本奥地紀行」講読の講義録をもとに編まれたものです。
女史が書き留めた何気ない記述の中から、当時の日本の人々と暮らしぶりが伝わってきます。
「日本人は、西洋の服装をすると、とても小さく見える。どの服も合わない。日本人のみじめな体格、凹んだ胸部、がにまた足という国民的欠陥をいっそうひどくさせるだけである。…」「和服はまた、彼らの容姿の欠点を隠している。やせて、黄色く、それでいて楽しそうな顔付きである。」
なんか容赦なしという感じですが、明治のはじめの日本人は背が低く、体格も貧弱。イギリス人女性の目を通して見た、これがありのままの姿だったようです。
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次の読書会は11月19日(土)10:10~11:40
宮本常一著「イザベラ・バードの旅~『日本奥地紀行』を読む」
P43~P75をみんなで読みます。
新メンバー募集中! テキスト途中からの参加でも大丈夫です。
ご希望の方は(042)505-5702までお電話ください。
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