新おうちごはんを楽しく 8月のおすすめ-なすのシシリア風(最終回）
私のかつての料理本コレクションの中から、
おすすめの一品をご紹介している
「新おうちごはんを楽しく」シリーズ。
個人的に、入江麻木さんの料理本のファンなので、
最終回はぜひぜひこの一冊を紹介したい。
でも載っているのはロシア風の豪華な料理や
華麗なデザートなどなどで、
“ハードル高いわ～ ” と思いながら
ページをめくっていると…
見つけました！ 超シンプルなこちらのメニュー。
作って食べてみると美味しくて、
うれしい出会いになりました😊
【8月のおすすめ-なすのシシリア風】
【材料】
なす （料理本では6個） 私は２個半を使用
塩、こしょう、小麦粉 適量
サラダ油とバター 適量
【作り方】
①なすは縦半分に切り、水につけてアク抜きをする。
②①の水気をふきとり、１個ずつ身の方に塩、こしょうをして、小麦粉をまぶす。
③フライパンにサラダ油とバターをたっぷり熱し、初め身の方から入れ、やわらかくなるまで全体を焼く。
【料理本 】
入江麻木さんは白系ロシア人男性と結婚し、昭和後半に活躍した料理研究家。音楽家の小澤征爾さんの義理のお母様でもあります。この本の中で「なすのシシリア風」はお孫さんの大好きな一品として紹介されています。
「お料理はお好き」 入江麻木著
株式会社 鎌倉書房 昭和52年12月第一刷、昭和54年12月第五刷
【うつわ】 谷口晃啓さん オーバル小皿 白磁 たて14×よこ18㎝
「新おうちごはんを楽しく」シリーズも1年間続けさせていただきましたので、今月で最終回といたします。ブログをご覧くださった皆様、ありがとうございました。
当店はうつわをメインとして展示販売しておりますので、店主の料理の腕前は未熟ですが、これからもうつわを主役にした料理のブログをつづけてまいります。まだまだ古い料理本のコレクションもございます。また機会があれば、古い料理本のメニューを復元した一品などもうつわとともにご紹介してまいります。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
※あす8月27日（金）～9月7日（火） 夏季休暇をいただきます。
