11月13日（水）-読書会
一昨日午前中、読書会がありました。
新しいテキスト「茶と美」の第2回目。うちの読書会は最初にまずジャイケンをして、負けた人から順に、次に代わって欲しいところまで読み続けるというスタイル。この日はP45～75（「陶磁器の美」三、「喜左衛門井戸を見る」）をみんなで読みました。
今回のテキストの表紙の写真が「喜左衛門井戸」。茶の湯の道具である茶碗の歴史の中で、一番の大名物と言われる茶碗です。柳氏はこの「喜左衛門井戸」を見て… 、”「進め、進め、お前の道を進め」、そう大名物が私に囁いてくれる。私は私の歩いた道が、そうして歩こうとする道が、間違っていないということを省みる。私は「井戸」の幾多の兄弟や姉妹が今もこの世にあることを示してゆこう。そうしてこの地上を少しでも美しくしてゆこう。そうしてどんな美が最も正しいのかを語ってゆこう…”と書いています。宿願であった天下の大名物との出会い。柳氏の熱い思いが16ページにわたる文章から伝わってきます。
※井戸茶碗とは… 日本の茶人に”一井戸 二楽 三唐津”と言われたほどの名器。韓国李朝時代に制作された高麗茶碗のこと。高麗茶碗とは朝鮮半島で焼かれた日常雑器を日本の茶人が賞玩し、茶器に見立てたもの。
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次回の読書会は12月18日（水）10:10～11:40
「茶と美」p76～108をみんなで読みます。新メンバー募集中✨
テキスト途中からの参加も大歓迎です！
ご希望の方は(042)505-5702までお電話ください。
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※本日11月15日（金）は個展準備のため、ワークショップ以外の営業を休ませていただきます。明日から「開店10周年記念 木と漆のうつわ 藤原啓祐展」が始まります。ぜひご来店ください。
