新おうちごはんを楽しく 1月のおすすめ-里芋の鶏のそぼろあんかけ

私のかつての料理本コレクションの中から、
季節のおすすめ料理をご紹介している
「新おうちごはんを楽しく」シリーズ。

今月は 料理研究家 中野佐和子さんの『おいしい日本の煮物』から、「里芋の鶏そぼろあんかけ 」を。

ねっとりした食感と甘味をもつ里芋。
里芋本来の味わいを生かすため
薄味で炊いた含め煮は、そのままでもおいしですが、
アツアツの鶏のそぼろあんをかけると
ますます今の季節にうれしい一品に。

鶏そぼろあんは大根、じゃが芋にもよく合います 。


【材料】
<里芋の含め煮 >
里芋 8個
お米のとぎ汁
< 煮汁 >
だし汁 2カップ
塩、みりん、しょうゆ、砂糖

< 鶏のそぼろあん >
鶏ひき肉 100g
しょうが(みじん切り)
サラダ油
< 煮汁 >
だし汁 1/2カップ
酒、しょうゆ、砂糖
片栗粉、水


【作り方】
<里芋の含め煮 >
①里芋をむく
②鍋に入れ、かぶる程度の米のとぎ汁を入れて中火びかる。煮立ったたら、落とし蓋をして弱火でゆでる。里芋を水に入れて、ぬめりをとる。
③煮汁の材料に、里芋を入れ、落とし蓋をして、弱火で煮る。(火を止めた後)鍋の蓋をしたままそのまま1時間ほどおく。ひと晩おくとより味が染み込む。


< 鶏のそぼろあん >
①鍋にサラダ油としょうがのみじん切を入れて火にかける。香りがでてきたら、鶏ひき肉を加えて炒める。

②鍋に煮汁の材料すべてを入れ2~3分煮て味を含ませてから、水溶き片栗粉を回し入れてとろみをつける。


【料理本 】  
野菜を使ったヘルシーメニューを増やしたい… そう思ったときに本屋さんの棚でたまたま手にとった一冊。日本人にとってなじみ深い煮物料理のいろいろが美しい写真とともに紹介されています。

「知っておきたい料理 伝えたい味 おいしい日本の煮物」
(株)旭屋出版 2012年発行


【うつわ】 谷口晃啓さん 白磁8角小鉢
谷口さんの白磁のうつわはシンプルで美しく、使いやすくて、しかも丈夫。和洋中のお料理にマッチして、普段の食卓で大活躍してくれます。

たて15×よこ15×高さ4.2㎝


23. 1月 2021 by もえぎ店主
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