おうちごはんを楽しく 12月のおすすめ-牛肉の八幡巻き

お気に入りのうつわに手料理をのせ、おうちごはんを楽しんでみませんか。ネットで検索!は手軽ですが、家にある料理本や雑誌を見ながらというのも、アナログでなかなか楽しいもの。今月も土井勝料理教室のテキストから「牛肉の八幡巻き」をご紹介します。

“八幡巻き”の名前は 山城国八幡山(現、京都府八幡市)あたりから産出する、名物の”八幡ごぼう”に由来します。いったん柔らかく煮ておいたごぼうを牛肉で巻き、合わせじょうゆで煮るこのお料理はとっても簡単で美味。ごはんやお弁当のおかず、酒の肴に。おせちの一品にも喜ばれます。

【材料】
薄切りの牛肉(私はすきやき用を使用)
ごぼう
酢 
いため油
合わせじょうゆ(しょうゆ、砂糖、みりん、酒)


【作り方】
①ごぼうは皮をこそげて14~15㎝の長さに切り、太いものは4つ割りにして、水につけてアクをぬく。
②熱湯に酢を入れた中に、ごぼうを入れて煮る。
③ごぼうを牛肉の薄切りでらせん状に巻いて、ようじで止める。
④熱して油をひいたフライなべ(私はフライパンを使用)に③を入れ、ころがしながら焼き、合わせじょうゆを加えて煮つめる。食べやすい大きさに切ってどうぞ。

【うつわ】
岡本修さんのしのぎ花鳥文楕円皿。
ポップな絵柄と楕円皿のぐるりに施されたしのぎが、料理を楽しく演出します。 たて15×よこ18×高さ2.5㎝



私が若い頃に通っていた今はなき土井勝料理教室のテキスト。あちこちにほころびのある年代ものです。今ほどモノが豊富でなかった時代の料理テキストだけに、使われているのはどこの家にもある、ごくごくフツーの調味料など。それでも現在でも充分 ”美味しい!” 料理が作れるお宝本です。土井勝さんといえば「黒豆」が有名ですが、少々調理時間がかかるので、今回はこちらの料理をご紹介させていただきました。
※テキストには、ゆで時間・調味料の分量などが細かく書かれています。

*店舗は1月10日(金)から通常営業です。


30. 12月 2019 by もえぎ店主
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