12月18日(水)-読書会
午前中は読書会でした。
テキスト「茶と美」の第3回目。P76~108(「作物の後半生」、「蒐集について~序言、上篇」)をみんなで読みました。
柳氏によると作物(さくぶつ)には二つの生涯があると言います。ひとつは作られるまでの前半生と、作られてからの後半生と。後半生は「見る者」「用いる者」「考える者」の三様の心に依托され、育てられると説き、そのひとつひとつが詳しく論じられています。
宗教哲学者としての柳氏のうつわ論は難解ですが、ふだん何となく感じていることをここまで理路整然と、しかも熱量をもって、鮮やかに表現する文章力に驚かされます。この章にはうつわと向き合うときに、大切にしたいことがぎっしりと詰まっています。
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令和2年初の読書会は1月22日(水)10:10~11:40
「茶と美」p109~137をみんなで読みます。新メンバー募集中✨
テキスト途中からの参加も歓迎です!
ご希望の方は(042)505-5702までお電話ください。
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