2つの展覧会

夏休みもあと残りわずか…

きょう朝6時起きで、最終日が迫る上野・東京国立博物館で開かれている「縄文JOMON~1万年の美の鼓動~」展に行ってきました。

開館は9時半。1時間前に着いたのですが、すでに行列が… 曇り空であまり暑くなかったので救われました。

迫力満点の火焔型土器やチャーミングな土偶など… 見どころ満載! 現在に通じるうつわのいろいろがもうこの時代に登場していたのを知ってびっくり。土瓶のような土器に、なんと漆塗のうつわも!! 土偶がたくさん並ぶ部屋には、くにたち郷土文化館が保管する4本の石棒(重要文化財)も展示されていました。なんでも土偶と同様、石棒は意図的に破壊されたり、被熱を受けているものが多く、国立市緑川東遺跡の石棒のように、ほぼ完形で、しかも4本が整然と並んで出土された例は極めて珍しいそうです。

次に池袋経由出て、埼玉・秋津のカフェギャラリー縁さんで開催されている「中村忠二展」へ。中村忠二は道端の花々、名も無き小さな虫たちを描きつづけた作家。しみじみと味わいのある絵と文章。なんでも本日見せていただいた作品はすべてこちらのお店の収蔵品なのだとか。この個展を紹介してくださったKさん、ギャラリーオーナーのFさんとお話も弾んで、しばし時間がたつのを忘れました。

●縄文JOMON~1万年の美の鼓動~展
開催中 9月2日(日)まで
東京国立博物館(上野)
詳しくはhttp://jomon-kodo.jp/で

●中村忠二展
開催中 9月5日(水)まで ※休 木
カフェギャラリー縁(秋津)
詳しくはhttp://cafegallery-en.jp/で

29. 8月 2018 by もえぎ店主
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